使用している型紙はこちら ⇒ 12BOXプリーツスカート(簡易式) の型紙になります。
前回の 12BOXプリーツスカートの作り方⑥(ベルトの準備) が終わったら次はベルトの縫い付け方に移ります。
まずはベルト布の左前部分の縫い代を処理していきましょう。
ベルト布の縫い合わせた後の縫い代ですが、この部分にはスカート布のウエスト部分や縫い付けたファスナーなどが重なり、非常に布地が分厚くなってしまいます。
点線の部分を切り落とすと、ほんの少しですが厚みがなくなります。
一手間ですが必ずカットしましょう。
鋏で切り落とすときは切りすぎないように注意してください。
カットした残りの縫い代をきちんと折り込みながら、アイロンで折り上げたラインで縫い代を折り曲げます。
せっかく留めた縫い代がズレないように、しっかりまち針で留めておきましょう。
反対側も縫い代を折り曲げましょう。ずれないようにしっかりとまち針で留めます。
アイロンで付けたズレがきっちり出ているのが分かるでしょうか?
凹んでいる方が、ベルト布の表側になります。
平置きにすると1mmほどずれているのが分かります。このズレのお陰で裏側の針が落ちることを防げます。
今回は女性LサイズW74cmの物なので、ベルトの左前から74センチを測ってまち針で印を付けます。
残り約5センチは持ち出し分です。
ベルト74cmの中心に合印のまち針を留めます。
スカートのウエスト中心部分にも合印のまち針を留めましょう。
合印を付け終わったら、左前側から留めて行きましょう。
布地が何層にもなっているので少し固いですが、ベルト布の裏側までしっかりまち針で留めます。
ベルト布中心とスカート布ウエスト中心もしっかりとまち針で留めます。
まち針が留まっている所が74センチの位置です。
スカート布左後ろの端がその印に合うように留めます。
しっかり留めておかないと、もう一度長さを測ったりと面倒臭いことになります。
ベルト布裏側まで、しっかりまち針で留めましょう。
合印を留め終えたら、バランスを見ながら残りのベルト布にスカートのウエスト部分を留めます。
写真のようにベルト布をまち針で留めていきますが、先に留めたまち針は本来なら抜いてしまっても構いません。
ただし今回の12ボックスプリーツスカートは布が多く重さがあるため、プリーツの方向に布が引っ張られてしまいます。
折角留めたベルト布からスカート布がずれて外れてしまう恐れがあります。
縫いにくくなければ最初に留めたまち針はベルトを縫うときまで外さない方がいいでしょう。
ファスナー部分の重なり合うベルトがずれていないか、そこもチェックしておきましょう。
持ち出しのある左後ろ側から、白い矢印の方向に縫っていきます。
縫い始めの返し縫いは必要ありません。
左前まで縫ってきたら、白い矢印の所まで縫って一旦終了です。
縫い終わりの返し縫いは必要ありません。
白い点線部分が先程縫った位置です。
次は黄色い点線を縫って行きましょう。
持ち出しのある左後ろ側から、白い矢印の方向に縫っていきます。
縫い始めは返し縫いをしましょう。
左前まで縫ってきたら、白い矢印の所まで縫って終了です。
縫い終わりは返し縫いをしましょう。
スカートにベルトが付いてスカートは完成しました!!
後はホックとスナップの取り付けを残すのみです!
ホックを取り付ける際は ⇒ ホックの付け方 のページを参照してください。
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