仕付け糸、躾糸とも言いますが、切り仕付けや、
仮縫い、いせ込みなどに、あると便利なアイテムです。
最近は100円ショップなどでも売っていますね。色も様々あります。
太さの違いだってあります。
手芸店でも非常に安価で売られています。
チャコペンは生地を汚すので、しつけ糸使ってみたいけど、
この糸の束をどう扱えばいいのか…と、
悩んでいる初心者の方が凄く多いので今回は
仕付け糸を使う前の準備の仕方をご説明します。
意外とよく聞かれたので・・・
準備が終わった仕付け糸の使い方は 切仕付けの仕方(ダーツ・ボタン位置の仕付け) のページをご覧ください。(≧∀≦)
今回説明で使用する仕付け糸は、定番中の定番 ダルマ 綿しつけ糸 綿100%です。
昔からある商品でしつけ糸の中でも有名?な商品です。
私ももう20年位使用していますが、安価で一番馴染みが良いしつけ糸です。
この気取らない感じ…いいですね。(〃ω〃)
プロの方も多くが使用する間違いないしつけ糸です。
袋から出すとこんな状態で、巻いてねじってあるだけの長さが420mある1本の糸です。
袋に入って売っているものを開けた時は仕付け糸の
何とも言えないまっさらな匂いが香ります。
まっさらな匂いで、私はとても大好きです。( 〃∇〃)
タグは邪魔になるので抜いて取ってしまいましょう。
仕付け糸はぐるぐると捩じって束ねてあるだけです。
解いていくと一つの輪になっているのが分かります。
仕付け糸の端糸が太い糸と一緒に結ばれています。
結び目を解きましょう。
面倒なら端糸ごと鋏で結び目をカットして下さい。
解くと仕付け糸の端が出てきます。
この糸の端から端までぐるぐると「かせ」のようになっているのが仕付け糸なのです。
鋏で糸の端がある辺りを、ざっくりと切ってしまいましょう!
一つの輪の集まりだった糸が、一本の仕付け糸の束になりました。
このままでは解けたり絡んだりして扱いにくいので、
リボンや紐などで、軽く結びます。
ここは重要できつく結ぶと抜きにくくなるので、
あくまでも「軽く」結んでください。
2箇所も結べば十分でしょう。
これで仕付け糸が使えるようになりました。
使用するときは輪になっている方から必ず1本ずつ引き抜きましょう。
たくさん使うから…と、一気に何本も引き抜こうとすると、
せっかく綺麗に束ねた仕付け糸が絡まってエライ事になってしまいます!
こうして使う事で糸の絡まりを無くして、
最後の1本まで綺麗に使うことが出来ます!
しつけ糸の準備が済んだら、次は使い方の説明です ⇒ 切仕付けの仕方(ダーツ・ボタン位置の仕付け)
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