縫製をする方には当たり前で申し訳ないのですが、
知らない方も多いと思って記載しておきます
サイズやデザインを変えたり、コスプレ衣装に変更する際に役に立つのが・・・
洋裁をされる方は間違いなく使用されている必須アイテムですが
型紙を繋いでからこの紙で簡単にトレースしながら、デザインを変更していきます
私が使用しているハトロン紙は
● 製図をするにもある程度の強度があり、
製図にも同じ紙を使用しています。2種類買わなくていい
● 型紙にするにも、普通紙とは違って薄手なので、
まち針が通りやすく扱いやすい
● 薄手なのでトレースにも十分対応できる
● 全判サイズ(788mmx1091mm)なので大きな型紙も作りやすい
● 縫製学校でも使用している紙で、安くて使い勝手が良い
縫製学校時代からの愛用品で、私はこの紙無しでは何もできない状態です( ̄▽ ̄;A
以前は芯に巻いてあるロール状の物が、余りが出なくて経済的と聞いたのですが、
製図の際にクルクルと紙を回すので、ロールのままでは使いにくく、
結局ある程度の大きさに切ってしまいます
よくよく考えると余った部分は簡単にスティックのりでくっつくので・・・
この紙のほうが私にはあっていました。
何故かロール紙のほうが意外と高かったので(..;)?
方眼紙タイプも最初のうちは良かったのですが、
慣れてくると線が邪魔になり、写す時も線を勘違いしたり、
無駄を出さないように余っている部分をノリでつけて使うと線が・・・
と、私には不向きでした
製図をする際に便利だなと最初は思っていましたが、製図をしていくと・・・
洋服って真っ直ぐのラインが意外と少なく方眼の線に沿って
線を引くことも少なかったので・・・
最終的には邪魔になって使わなくなりました( ̄▽ ̄;A
ただ、あくまでも私の主観ですので慣れている方には使いやすいのかもしれません
私は10年以上この、全判サイズのハトロン紙を使用しています(゜▽゜*)
写す型紙の上にハトロン紙をひいて、
写し取りながらデザインを変更するととっても簡単にデザインを変更できます
ハトロン紙 ロールタイプで製図を引いてベースの製図として保管しておくと他の衣装を作るときにまた役立ちます(≧д≦)/
(1) ベースの製図を、この紙でトレースしながらデザインしていき仮型紙を作る
(2) 仮の型紙で試作を製作する。使用する布はブロード系で少し張りのある生地で、縫い目を大きく解きやすくしておきます
(3) 製作した試作に直接赤マジックなどで修正する線を引いたら、また解いて分解していきます。修正線は濃い色のペンなら何でもOKです。
(4) 分解した布に仮型紙を置いて、布ごとトレース→型紙をもう一度作って、もう一度試作製作
(5) 微妙な修正個所を型紙に写し取り本番の型紙が完成。あとは(3)~(5)を何度か繰り返すとさらに完成度を上げられます。
(1) 型紙を印刷して、貼り合わせ大まかにパーツごとに切り分ける
(2) 切り分けたパーツにある程度、どう形を変えるか赤マジックで大まかに記入する
(3) ハトロン紙を引いてラインをトレースして型紙を作り完成
サイズやデザインを確認したい場合は試作を製作することをお勧めします
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