袋縫いの縫い代処理をする場合、まずは布地を外表に合わせます
『外表』とは表側の生地を外側にしながら合わせることを言います
布地の裏側同士を合わせながら縫い代0.7センチで縫いましょう。今回袋縫いをするにあたって縫い代は1.7センチとってあります
縫い代をアイロンで割ります。この時、邪魔になりそうな長い端糸はカットしておきましょう
裏側から見るとこうなっています
縫い線で折り曲げてアイロンを当てます
端から1センチを縫います。これで0.7+1=1.7センチの縫い代になります
袋縫いで縫い代が処理できました。最初に縫った0.7センチが袋の中に納まっています
縫い代の状態は赤い実線のようになっています(黒い点線は縫い合わせた部分)
表側の縫い合わせた部分から端糸などが出ていなかったら完成です!
袋縫いは分厚い生地には向きません。洋服ならコットンなどの薄地がいいでしょう
折り返して縫い代を処理することによって強度が増しますので、カバンの縫い合わせなどによく使われています
縫い代の袋部分をもっと狭くしたい場合は最初の縫い合わせを0.3~0.5センチ、折り返してから0.7センチくらいで縫うといいでしょう
お疲れさまでした!
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