上の写真のような簡易式の帯に差し込んで使用する結び帯部分の作り方になります。
使用している型紙はこちらになります。 ⇒ 結び帯&簡易式帯の型紙
リボン上部を半分に折って真ん中を取り、端と端を合わせて縫い合わせ画像のように8の字型にします。
縫い代と分厚い接着芯が重なっておりますので、パワーのあるミシンでないとかなり縫いにくいです。
私は針は14号に変え、手で回し送りする場合もあります。
リボン上部をリボンの形に仮織りします。
次の工程に必要ですので、しっかり形を作ってください。
リボン上部の中心とリボン下部の中心を合わせますが、前の工程でリボンの形に折り、真ん中に跡が残った折れ線にリボン下部を合わせます。
(縦も横も真ん中で合わせる、ということです)
合わせられたら重なっている部分をミシンで縫い留めます。ここはミシン工程の中で最も分厚くなる部分ですので、無理をしないように手回しで縫ってください。かなり固いですが手縫いでも構いません。
ミシンで縫い留められたら画像のようにリボンの形に形成して、手縫いで中心を縫い留めます。一度に針を通すのは無理なので、一枚ずつ通していきましょう。
ある程度縫い留められたら絶対にリボンの形が広がらないように、中心に何度も糸を巻き付けます。最後はしっかり玉結びです。
次はリボンの芯となる部分です。
形が出来上がったらウエストに巻き付ける紐を縫い付けます。
紐の太さ、長さはお好みで。画像の紐は幅1センチ、長さ120センチです。
縫い付ける場所は画像のようにリボン芯上部に。しっかりミシンで縫ってください。
リボン芯に紐が縫い付けられたら、帯に差し込む針金を用意します。
帯のリボンを支えられるくらいの硬さと太さが必要になってきます。
簡単に手でぐにゃりと曲がってしまうようなものはNG。
画像の針金はホームセンターで購入しました。
針金は縦の長さが帯幅より短く、横は帯芯で包んで縫い留めますので、どちらの長さもそれ以上にならないように気を付けて形成して下さい。
カッとした針金の先は帯芯で隠れる部分に持ってきてセロテープでしっかり止めてずれ動かないようにしましょう。
セロテープで止めた部分が表から見えないように帯芯で包んで、ミシンでしっかり縫い留めます。針金があるので普通の押さえでは縫いにくいです。
片押さえに変更して出来るだけ針金のきわを縫います。
硬すぎるので返し縫はしないで、何度か同じところを繰り返し縫うようにしましょう。
帯芯に紐と針金が付けられたらそれで04工程で仕上げたリボンの中心に巻き付けます。
ここが一番骨が折れる作業です。とにかく固く布が一切たわんだりしませんので非常にまつりにくい。
根気よく針を刺して緩まないよう気を付けながら縫い留めて下さい。
使用した型紙はこちらになります。 ⇒ 結び帯&簡易式帯の型紙
帯芯を縫い留められたら表側からリボンの形を整えて完成です!
あとは胴部分の帯を仕上げるのみ。こちらは真っ直ぐ縫ってマジックテープを取り付けるだけでいいので超簡単!
お気に入りの布でつくり帯にぜひチャレンジしてみてくださいね!
市販顔負けのものが出来上がりますよ! お疲れさまでした!
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