最近は100均でも手に入るようになった手袋ですが、カラーや品質にこだわるとなかなか見付からなかったり高価だったりします
それじゃあ作ってしまおう!ということで、作り方の説明をしたいと思います
今回は伸縮性のある生地なので伸縮性のある糸・レジロン ニット用ミシン糸を使用します
ミシン針はニット用の針を使いましょう。目飛びが防げます ⇒ ミシン針 普通地ニット専用
親指用のパーツはぱっと見ると左右対称に見えますが、手のひら側が甲側よりも少し膨らんでいます
この膨らんでいる方を手のひら側と覚えておいてください
指の部分を待ち針で留めて縫います
縫い終わったら布をひっくり返しましょう
手袋のベース布を待ち針で仮留めして、手にはめます
先ほど縫った親指もはめましょう
ご自身の手に合わせて親指をはめたら、縫い合わせの位置でベース布に印を付けます
画像のように親指の付け位置周囲、ベース布の親指縫い付け位置それぞれの中心を取ります
膨らんだ曲線と反った曲線はとても合わせにくいですが、少しずつ待ち針で留めて行きましょう
曲線な上に小さな円なので縫いにくいですが、生地が噛まないように縫います
これで親指が縫い付けられました
指を通してバランスを見てみましょう。歪んでいないかチェックします
次はマチをベース布に縫い付けましょう
赤い点線同士を縫い合わせますが、マチは膨らみの少ない方から合わせます
人差し指の先端を三等分しマチの先を2ミリほど出して待ち針で留めます
中指側も同じように留めます
次に中心を留めましょう
指の股部分は鋭角なカーブなのでマチは合わせにくく縫いにくいです
ベースを引っ張り気味に待ち針で合わせ、生地を噛まないように縫いましょう
一指し指と中指のマチが縫い付けられました
マチを縫う時のポイントは布地が重なった部分から縫い始めます
この方法で縫うと縫い合わせた部分が面一になります
残りのマチも縫い付けました
指の股部分です。ここが一番噛みやすいので気を付けて下さい
マチを縫ったら指を縫い合わせて行きましょう
人差し指と中指の先から待ち針で留めます
最初に中心を留めます。マチには歪みが出やすいので無理に引っ張って合せたりしないでください
私はいつも全部待ち針で留めてから縫うことにしていますが、こうすると待ち針が邪魔でとても縫いにくいです
一本ずつ留めて一本ずつ縫うほうがいいでしょう
指先のマチを縫い合わせた部分は噛まないように広げながら縫いましょう。縫い代はマチ側に倒します
全部の指が縫えました。これをひっくり返します
縫いそこなって指先に穴が開いてないか、指の股が開いてないかチェックしてくださいね
裾は今回三つ折りにしました。ロックミシンや端ミシンで処理してもいいでしょう
ニット生地の場合、厚みが出ると縫いにくくなりますので、その時は縫い目の幅を大きくして下さい
今回4ミリの縫い目で縫いましたが、仕上がりは2ミリほどの縫い目になりました
これで手袋の完成です!
出来上がりを確認するため、はめてみました
無料で公開させて頂いているこの手袋の型紙ですが、私には少し指が長いので指先の縫い代を大目に縫ってカットしています
指先を動かすことを考えればマチはこれぐらいがちょうどいいですが、指先の余りが気になる方はご自身に合わせて長さを調整して下さいね
お疲れさまでした!
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