一番最初に基本の原型の製図を引き、原型ができたら、
それを使用して細かな部分を製図していきます。
図を参照して製図の原型を製作してください。
まずはウエストのラインを引いたあとにスカート丈を直角線で引きます。
出来上がり線のウエストの赤線は、前下がりで2cmで引いておいてください。
次にヒップラインを引いてそのラインに向かって緩やかなカーブを引いて、
ヒップラインから裾に向かっては直線で引いてください。
スカート丈や裾の広がりはイメージに合わせて大きさを決めてください。
ただこの時に裾の広がりを大きくしたい場合などは
サーキュラータイプのほうが綺麗に仕上がりますので、
そちらを参照して下さい。
ボディラインを出す際には結構利用できる製図になります。
あとウエスト部分に縫い合わせは出来ますが、
上身頃と縫い合わせてワンピースにもできます。
基本のスカートなので覚えておくと重宝します。
作った原型から製図を起こしていきます。
緑の点線の原型に沿って図のように書いていくだけになります。
説明も特に必要ないくらい、
原型が出来ていれば簡単に製図が可能です。
ダーツは前後に2つずつになる基本形ですが、
試作を作ってみて着用した際に、ヒップ回りや前回り部分に
たゆみが出来るようなら、ダーツを増やして調整してください。
私はよく前面に4つのダーツを作る事があります。
後スカートを(わ)で取らないようなら、
中心の縫い合わせのラインもダーツとして製図する事も可能ですし、
そのほうがラインが綺麗に出る場合があります。
ダーツの位置はあくまでも基本なので、
立体裁断で製作する際にたゆみがあれば
気にせずに自由にダーツを作っていきましょう。
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